「帆立貝ひもに合うお酒が知りたい」「おつまみに合うお酒の特徴を知りたい」
そんな方も多いのではないでしょうか。
本記事では、帆立貝ひもと相性抜群のお酒について詳しく解説します。
おつまみに合うお酒の特徴についても迫っていきたいと思いますので、ぜひ最後までお読みください。
なとりの新商品「帆立貝ひも」とは?

帆立貝ひもは、なとりが発売したおつまみです。
おつまみ通の方にこそ食べて欲しいおつまみとなっています。
参考:なとりの「おつまみ通の方に食べていただきたいシリーズ」
帆立貝ひもに合うおすすめ日本酒5選

帆立貝ひもに合うおすすめの日本酒は以下の通りです。
それぞれ詳しく解説します。
参考:唎酒師とは?
日本酒1.西之門 純米大吟醸 美山錦 あらばしり 無濾過生原酒

1つ目の日本酒は、西之門 純米大吟醸 美山錦 あらばしり 無濾過生原酒です。
海鮮に合うお酒といえば、日本酒は随一と言えるでしょう。特に酸味を持つ日本酒はとても相性が良いですので、今回のテーマとした「帆立貝ひも」と好相性が示せる「西之門 純米大吟醸 美山錦 あらばしり 無濾過生原酒」を選ばせていただきました。
長野県のよしのやさんより、「西之門」という銘柄は柔らかい酸味がありつつ、マイルドな旨味も感じられるのが特徴的。尚且つ、搾り段階で一番最初に出てくる部分、「あらばしり」という搾った液体を火を通さず、そのまま瓶詰したこのお酒はもっとフレッシュで若々しく味わえます。
新潟県の「かんずり」は塩漬け唐辛子、糀、ゆずなどと混ぜた調味料は、西之門の酸っぱさと相まって、キレがいい辛口の余韻まで帆立貝ひもの旨さを邪魔しません。同じく糀を使った物同士は言うまでもなく、同調してて食卓上のシーンを支える名脇役と言えるでしょう。
コメント:ワン バイリンさん

日本酒2.六十餘洲 純米 山田錦
2つ目の日本酒は、六十餘洲 純米 山田錦です。
「六十餘洲 純米 山田錦」は、穏やかな香りとふくらみのある旨味が特徴の純米酒です。
派手さはないけれど、じんわりとお米の甘みが広がり、ゆるーくと飲み続けたくなる優しい味わいです。
煮物や醤油を使った和食と相性がいいと言われていますが、今回合わせたのはなとりの新商品、「かんずり仕立て帆貝ひも」。ピリッとした辛さがアクセントの貝ひもです。 噛むほどにあふれる貝の旨みと塩気が、このお酒のやわらかい甘みとちょうどいいバランスです。
後からほんのり広がる辛さが、すっきりとした飲み口をさらに引き立ててくれます。一口飲んで、また一口つまんで…気づけば手も盃も止まらない、そんなペアリング。派手さはないけれど、じっくり楽しむには最高の組み合わせでした。
コメント:高木さん

日本酒3.雅楽代 花明かり 生酒

3つ目の日本酒は、雅楽代 花明かり 生酒です。
焼き貝ひもに辛味を加えたらより美味しいのでは?今回の日本酒とのペアリング食材はそのようなイメージの「かんずり仕立て帆立貝ひも 」です。かんずりというのは唐辛子を麹漬けにした辛味調味料です。
貝ひも自体は日本酒の肴として相性の良いものですが、辛味が加わったことでどのようなペアリングになるのか。私が提案するのは「優しい酸味と甘味」を感じつつも「苦味のキレ」があり「後味がさっぱりする」日本酒です。
お勧めする日本酒は天領杯酒造さんの「雅楽代 花明かり 生酒」です。新潟県産のかんずりと同じく新潟のお酒を選択しました。春限定のお酒ですが、通年のものと比べると香りや酸味は優しめで後味は少々苦味強め。生酒特有の炭酸ガスを含んだシュワシュワした飲み口なのもフレッシュ感をより強くしています。
かんずりは唐辛子を使用した他の調味料と比べると辛味が控えめです。焼き貝ひもも辛味が食材の風味を引き立てる仕上がりになっております。思った以上に辛味が優しいので、辛いものが得意でない人でも美味しく食べられます。
合わせた時の感想としては、まず口に含んだ時のとろりとしたテクスチャと甘味に、かんずりの穏やかな辛味が絡まります。続いて酸味と炭酸のフレッシュ感が貝ひもの味わい深さを強調、最後に苦味が貝ひもの塩分とマッチしてキレ良く締めてくれます。お互いの良さを補完してくれるペアリングとなりました。
かんずりや焼き貝ひもは冬を感じさせる肴ですが、そこにピンク色のラベルを持ってくることで、春の訪れをイメージ。また、かんずりに麹が使われているように、酸味の強い雅楽代にも白麹が含まれており相性は抜群。甘味、フレッシュでありながらキレのある「モダン淡麗辛口」タイプの日本酒で普段とは少し違う食体験をお楽しみください。
コメント:Arakiさん

日本酒4.one cap ozeki 熱燗

4つ目の日本酒は、one cap ozeki 熱燗です。
ワンカップ大関はどこにでも手に入るお酒。
今流行りのフルーティにはかけ離れるが、昔からある日本酒の伝統的な味わい。
貝ひもだって昔からある乾き物。
乾いた貝の渋さには、穀類のウィスキーのドライではなく、ほんのり甘味の残るお米から生まれた日本酒がちょうど良いバランス。口の中にかんずりの辛味に歯応えのある食感の貝ひも。噛めば噛むほど磯の香りが少しずつ広がり。辛いと塩っぱいが口に満たされた時に甘味のある大関が全てのバランスを取るように暖かく全てを成立させるこの日本人ならではの味わい。
一袋を食べ終えた時は、いい感じに酔ってる事間違いなし。 大人の楽しみとして、日の当たる昼下がりに持っていきたいそんなちょうど良い商品。 辛い、塩っぱい、甘い、そして旨いが楽しめるペアリング。
コメント:長井さん

日本酒5.船中八策 薄にごり生酒

5つ目の日本酒は、船中八策 薄にごり生酒です。
かんずり仕立て帆立貝ひもを一口噛むと鮮 烈で爽やかな柚子の風味が口内に広がり、
噛んでいくごとに段々と糀の華やかな風味、そして貝ひもの旨味がじんわりと感じられ最後にほのかにピリッと唐辛子の辛味が余韻を残していく。
ここに合わせたい日本酒は高知県司牡丹酒造の「船中八策 薄にごり生酒」。
貝ひもを噛みながら酒を一口呑む。新酒ならではの瑞々しくフレッシュな香りと味わいが柚子の風味をより一層引き立て、きれいな酸とドライな切れ味が貝ひもの持つコクと旨みを倍増させる。霞酒とも呼ばれる薄にごりのふくよかさがピリッとした辛さの余韻を包み込み、また貝ひもを一口、そして酒を一献とその手は止まらなくなる。この名コンビに“MajiでKoiする5秒前”。
コメント:藤井21さん

おつまみに合う日本酒の特徴とは?

おつまみとお酒のペアリングでは、以下のような特徴が重要です。
- バランス – 味の強さが釣り合うこと。濃厚なおつまみには味わい深いお酒、繊細な料理には軽めのお酒が調和します。
- 補完性 – お互いの特徴を引き立てる組み合わせ。例えば、塩味の強いおつまみには甘みのあるお酒が良く合います。
- 対比 – 味や食感の対比を楽しむ。油っぽいおつまみには酸味や炭酸のあるお酒が口中をさっぱりさせます。
代表的なお酒とおつまみの相性
日本酒
- 純米酒:和風の刺身、枝豆、だし巻き卵
- 吟醸酒:白身魚の刺身、豆腐料理
- 熱燗:おでん、焼き魚、煮物
おつまみとお酒を選ぶ際は、個人の好みも大切ですので、色々な組み合わせを試してみることをお勧めします。
帆立貝ひもに合うおすすめ日本酒5選:まとめ
本記事では、帆立貝ひもに合うおすすめ日本酒5選について解説しました。おつまみに合うお酒を知ることで、より一層お酒を楽しむことに繋がります。