唎酒師とは、下記の能力を身に付けた人です。日本酒販売・提供の最前線にいる唎酒師がプロフェッショナルとしてそれらの能力を発揮すれば、日本酒の売上増加に大いに貢献できることでしょう。

  1. 1.飲料全般・食品基礎知識力

  2. 2.日本酒のテイスティング力

  3. 3.日本酒のサービス力

4.総合⇒日本酒のセールスプロモーション提案力

4.総合⇒日本酒のセールスプロモーション提案力

1.飲料全般・食品およびそれに関する基礎知識

  • 日本酒及び飲料全般や食品に関する幅広い知識
  • 酒税法や経営理論に関する知識

唎酒師は、何よりもお客様からの信頼が大切です。お客様に信頼され、提案を受け入れていただくためには、日本酒に限らず飲料全般や食品に関する幅広い基礎知識を身に付けることが必要です。例えば食品・飲料の語源、商品特性、歴史、世界の食文化や日本の文化などから、酒税法やマネジメント論にまで及ぶ総合的な知識が求められます。

2.日本酒のテイスティング力

  • 日本酒の香りと味わいを判断できる能力
  • 日本酒の香味を分かりやすく説明できる能力
  • 劣化した日本酒を識別できる能力

唎酒師は、日本酒のテイスティングを通じて香味評価をきちんと行うことができます。また香味の違いによる日本酒のタイプ別分類を理解し、お客様が求めている日本酒がどのタイプなのか提案できる能力があります。なおかつお客様に分かりやすい言葉でそれぞれの日本酒の香味の特徴を説明できます。劣化した日本酒の識別能力も身に付けています。

3.日本酒のサービス力

  • お客様をもてなす心
  • トレーニングする習慣
  • ニーズを洞察する能力

唎酒師のベースとなる心構えは「お客様をもてなす心」です。いくら知識が豊富であっても、肝心のお客様にとって心地良い提供ができ、日本酒について分かりやすい説明ができなくては、「もてなしの心」があるとは言えません。日本酒の特性に合わせてベストな温度でお客様に提供する能力や、「唎酒師としての能力が衰えないように日々トレーニングする習慣」「お客様が求めているものを洞察する力」が求められます。また、一度資格を取って安心するのではなく、日々のトレーニングにより能力をさらにブラッシュアップしてゆく向上心、そしてお客様が求めるものを洞察する能力も必要とされるのです。

4.日本酒のセールスプロモーション提案能力

  • 季節に合った料理や酒器の提案力
  • お客様の好みに合う日本酒の提案力

さらに唎酒師は1)~3)の知識や能力を総合的に駆使し、季節の行事や気候に応じて日本酒の種類や組み合わせる料理、器などの提案力を持っています。現状の問題点の改善方法を踏まえたうえで、それぞれのお客様にとって日本酒のベストな提供ができるトータルなプロモーション能力を身に付けた人だけが、「唎酒師」としての資格を与えられるのです。